長期熟成酒
以前、長期熟成酒研究会で試飲をさせていただいた中で、"奥の松" ( 奥の松酒造(株) ) さんの 1988年 の特別純米を頂いたことがあります。
このお酒は、味わいにどこか枯れたような落ち着きがあり、20年の歳月は、こんな風にお酒を変えるのかと実感しました。
また、"達磨正宗" ( (合)白木恒助商店 ) さんの熟成酒は、20年ぐらいでもまだカクシャクとしていて、艶やかさがありました。
お酒の熟成は、人生にも似て徐々に歳月を重ねるごとに、その表情を変えます。
しぼりたての新酒は、フレッシュで荒々しくあらゆる可能性に満ちているかのようです。
半年ぐらい経過すると、フレッシュさが落ち着きに変わり、お酒自身のポテンシャルが問われ始めます。
一年ぐらい経過すると、お酒にまろやかさが増し、味わいに深みが感じられ。
二年ぐらい経過すると、それまでに無かったような個性が出始め。
そして、三年ぐらい経過すると、まろやかに熟成した風格も感じられるように思います。
もちろん、お酒の造り方や貯蔵の方法によって変わってきますし、熟成してどの様になっていくのかは、私にとってまだまだ未知の領域です。
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