"ひやおろし" (2)
以前、「"ひやおろし"解禁日」(2007.07.25)についてお伝えしましたが、はっきりと規定されていないようで、蔵元により様々な酒質があるようです。
各所の"ひやおろし"の定義は、どの様になっているのでしょうか?
<日本酒ラベルの用語辞典> (独立行政法人 酒類総合研究所 作成)
むかし、寒中に仕込んだ酒を貯蔵し、秋になって味が整ったところを冷やのまま樽詰め出荷したことからこのようにいわれる。近ごろ季節商品として復活した。
生詰でいたみやすいので店では冷蔵されることが多いが、常温からぬる燗で香味を楽しめるものが多い。
<Wikipedia> (2007.07.27 現在)
ひやおろしとは、冬季に醸造したあと春から夏にかけて涼しい酒蔵で貯蔵・熟成させ、気温の下がる秋に瓶詰めして出荷する酒のことである。
その際、火入れをしない(冷えたままで卸す)ことから、この名称ができた。
醸造年度を越して出荷されるという意味では、ほんらい古酒に区分されることになるが、慣行的に新酒の一種として扱われる。
<月桂冠 株式会社 「飲む・楽しむ」より抜粋> (詳細はホームページをご参照下さい。)
冬季に造られた酒は、火入れと呼ぶ加熱処理をしたあと、春、夏を越して半年の間、貯蔵・熟成されます。
そして秋風の吹く頃、外気温くらいに冷えた清酒は、火入れを行わず、そのまま樽などの容器に生詰めして出荷されます。
このことから「冷やおろし」と呼ばれるようになったようです。
<日本名門酒会 ひやおろし より抜粋> (詳細はホームページをご参照下さい。)
春先にしぼられた新酒は、一度、火入れされたあと、暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごし、熟成を深めます。
やがて秋風が吹き始めたら、いよいよ目覚めのとき。ほどよく熟成されたお酒は、2度目の火入れをせずに、生詰めして出荷されます。
その昔、「冷や」のまま貯蔵用の大桶から木樽に「移(おろ)して」樽詰めしたことから、このお酒は「冷移(ひやおろし)」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。
この様に見ると 「生詰」 が、定義に含まれているようですが、現在の流通では「火入れ」タイプも見受けられます。
また、「ビン貯蔵」をそのまま出荷しているタイプもあるようです。
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