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2007年8月の31件の記事

全米日本酒歓評会 受賞蔵(長野)

 ブログ効果? なのか生活スタイルが、変わってしまいました。

 (といっても、同じ長野県の"信濃鶴"さんのように、ビジネススタイルでは ... )

 ブログを、当日更新すれば良いのですが、つい一休みと思うと翌朝の更新になってしまいます。
 その繰り返しで、早寝早起きがすっかり習慣みたいになっています。

 ですから22時前には、眠くてしょうがありません (^^;)

 ところで、昨日お伝えした"全米日本酒歓評会"ですが、同じ長野県の蔵元も受賞されています。
 出品リスト(ローマ字表記)を元に作成しているので、詳細が分からないのですが、ご了承下さい。

<大吟醸酒 部門 A> (精米歩合40%以下)
 (銀賞)
 ・「真澄 夢殿」 (長野県、宮坂醸造 株式会社
 ・「日本酒 松尾 限定 純米大吟醸」 (長野県、株式会社 高橋助作酒造店

<大吟醸酒 部門 B> (精米歩合50%以下)
 長野県 該当無し

<吟醸酒 部門> (精米歩合60%以下)
 長野県 該当無し

<純米酒 部門> (精米歩合70%以下)
 (金賞)
 ・「真澄 奥伝寒造り」 (長野県、宮坂醸造 株式会社
 (銀賞)
 ・「舞姫 辛口 生一本 特別純米酒」 (長野県、舞姫酒造 株式会社

<山廃(生もと系) 部門> (精米歩合70%以下)
 (金賞)
 ・「くろさわ 純米 生もと」 (長野県、黒澤酒造 株式会社

 受賞された皆様、誠におめでとうございました。

 ところで、弊社の場合は、受賞した純米大吟醸酒は、市販用に貯蔵してあるビン貯蔵原酒をそのまま出品しました。
 詳細は、原料米 美山錦(主体)&山田錦、精米歩合 39%、アルコール度数 16%、日本酒度 −3、酸度 1.4、平成18酒造年度(2006BY) です。

 純米酒部門へも出品しましたが、こちらは残念な結果でした。

 評価された点、改善する点などを改めて検討したいと思います。

 追伸 他県のリストもと思い、作成を始めたのですが、時間的に無理があるようです。

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全米日本酒歓評会 銀賞

 本日、とても嬉しい結果が届きました。

 Joy_of_sakeアメリカで行われている "全米日本酒歓評会" (The Joy of Sake、第7回、2007年度)の "大吟醸酒 部門 A" において、『日本酒 松尾 限定 純米大吟醸』 (2006BY)が、"銀賞"(Silver Award Winner)を受賞いたしました。

 残念ながら "金賞"(Gold Award Winner) ではなかったのですが、"純米大吟醸" & "美山錦主体" での出品でしたので、今年の仕込への大変良い励みになりました。

 ちなみに、出品酒は、次の5部門に分かれて審査されます。
 ・「大吟醸酒 部門 A」 (精米歩合40%以下)
 ・「大吟醸酒 部門 B」 (精米歩合50%以下)
 ・「吟醸酒 部門」 (精米歩合60%以下)
 ・「純米酒 部門」 (精米歩合70%以下)
 ・「山廃(生もと系) 部門」 (精米歩合70%以下)

 ところで、"全米日本酒歓評会"というのは、海外流通の困難を克服した蔵元の方々に感謝し、アメリカ人が良質の酒を理解する一助として2001年に始まり、指導技術者であり杜氏でもあった故 二瓶孝夫氏に敬意を表して行われる会です。

 その、二瓶孝夫 氏は、日本の国税庁醸造試験所の職員をされていましたが、請われて1954年(昭和29年)にハワイに渡り、 "ホノルル日本酒醸造"(後のホノルル酒造、銘柄 「宝正宗」)において、海外日本酒のレベルアップに貢献され、副社長を務められましたが、根っからの技術者だったそうです。
出羽桜酒造株式会社日本酒の歴史 in HAWAII 参照)
(詳しくは、「海のかなたに蔵元があった」(著者 石田信夫、発行所 時事通信社))

 二瓶氏が、ハワイでの日本酒醸造や、普及に大変貢献された方だと知ると同時に、ステンレスタンクの導入、泡無し酵母の発見など、今日では見慣れた光景も実は、ハワイから逆輸入されたものであったことを知りました。

 なお、この会の目的は、『優良品種の日本酒を審査するほか、アメリカ人の酒ファンの方々にバラエティに富んだ銘柄を最高のコンディションで楽しんでいただくこと』 です。

 詳しくは、"The Joy of Sake" のホームページをご覧頂ければ幸いです。
 英文ですが、審査の様子や、ホノルル、サンフランシスコ、ニューヨークで開催される歓評会の様子が動画でもご覧頂けます。

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"長野の酒メッセ 2007" 準備 2

 秋雨なのか、夕方から小雨が降り続いています。
 気温も、次第に低くなり、朝晩には肌寒さを感じるほどです。

 さて、今年の"長野の酒メッセ" まで 2ヶ月を切ってしまったのですが、今まで担当していたガイドブックの "用語解説"、"日本酒と美容・健康"、"日本酒ほろ酔い健康法"の見直しや、改訂も行わなければなりません。

 "用語解説" では、"ひやおろし" の項目を新規に加え、若干の校正をしました。
 昨年は、酒税法の改定もあり、追加が多かったのですが、今年度は、それ程改訂をしない予定です。
 できればもっと簡潔に、分かりやすくしたいのですが、なかなか時間が取れないのが現状です。

 その他の2つは、昨年と同じ原稿で大丈夫だと思うのですが、実行委員会で検討することになると思います。
 こちらは、同じような内容なので統合などを考えたいのですが ...

 イベントや、仕込の準備にと、慌ただしくなって来ていますが、出来るだけ日本酒の魅力をお伝えできるように、この更新を続け、そして、美酒を醸し出すよう精進します。

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"ひやおろし" (5)

 今夜は、皆既月食だと言うのに、あいにくの曇り空のため観ることが出来ず、とても残念でした。

 それまで "お月見で乾杯" と思っていたのですが、来月発売の "ひやおろし"が、気になっていたこともあり、自社製品のきき酒をする事にしました。

 お酒の温度なども味わいに影響するのですが、今回は室温ぐらいで試してみました。

 前回の冷やした時の印象や、他の自社製品と比較して確認したのですが、いわゆる "らしさ" が出ていないと思い、時間が限られるのですが、改めて検討が必要かもしれません。(^^;)

 追伸
 月食は、"月を輝かせる太陽光を、地球が遮るために起きる" 現象ですが、宇宙に浮かぶ地球自身を感じると共に、いわば地球の影法師を観ているのだ思うと面白く、そして、昔の"影踏みゴッコ" が懐かしく思い出されました。

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"はじめに" Vol.3(2006)

 "長野の酒メッセ"でお客様へ配布する"出品ガイド"の"はじめに"を担当したのは3回ですので、今回が最後になります。( たぶん大丈夫でしょう ... (^^;) )

 長野市での"長野の酒メッセ"開催は、2006年には12回目を迎えていましたが、"商品・蔵元ガイド"の形式を、松本開催の時のように各社で作成する事になりました。

 その間、松本市での開催は残念なことに2回(2003、2004年)だけとなり、春のメッセは、2004年からは始まった東京開催に一本化されました。(2004年は、松本市、東京都、長野市の順に3回開催されました。)

 私は、若葉会の幹事を終えて、"長野の酒メッセ実行委員"に戻っていていましたが、"商品・蔵元ガイド"を引き続き担当になりました。
 責任者と"はじめに"の担当は、それぞれ引き継がれたのですが、"はじめに"は、なぜか担当が戻ってました。(笑)

 締め切りに追われながらの作成でしたが、若葉会のK会長や、前会長のT顧問などにも見ていただいたのですが、結果的に締め切りに追われて校正しきれなかった部分もあります。

 "長野の酒メッセ"への皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
 2007年10月18日 開催 !!
 (長野メトロポリタンホテル にて)


 〜 "はじめに" (長野の酒メッセ in 長野 2006) 〜

 「日本酒の未来」
 日本酒の今後をどの様に思われますか?
 その歴史を紐解けば、麹を使ったお酒が奈良時代の文献に登場し、やがて時代と共にその製法や味わいを変えながら、今後も発展して行くようにも思えます。
 しかし、最近まで消費の減少傾向が続き、十数年後にはその存在さえ危ぶまれ、「絶滅危惧酒」などと言う人までいます。
 「その様な事は決してない!」と思う一方で、永い歴史を見れば消滅や淘汰されてしまった文明や文化、そして国家さえ多数あることに気づかされます。

 「過去最高水準の品質」
 確かに、日本酒の消費量は、全国的に平成四年に「級別」が完全に廃止されてから少しずつ減少を続けていました。
 しかし、近ごろ日本酒の消費動向が、徐々に堅調さを取り戻し、その品質は「過去最高水準」とも言われています。
 これは、醸造技術の研鑽、新しい酵母や原材料の吟味、貯蔵出荷管理の徹底により、品質の向上を行ってきた賜物といえます。
 これを例えるなら、自身が造る大吟醸の醪の中で、わずかばかりの糖分と厳しい発酵環境の中、すばらしい香りと味わいを醸す酵母の様だとも感じます。

 「日本酒の新しい潮流」
 この様な日本酒に新しい潮流が、起こりつつあります。
 以前は淡麗辛口と言われていた嗜好も変化が感じられ、様々なタイプのお酒をお燗で楽しむ方も増えてきました。
 そして鑑評会でも、「常温」審査が通例でしたが、今秋から関東信越国税局で、「燗酒」での正式な審査も行われ、改めて「最高においしい燗酒とは?」と問われています。
 また、今春の酒税法で「清酒」が、改めて「醸造酒」として定義され、要件が改訂されました。
 海外では、日本食が高く評価されるにつれ、日本酒も米国やアジアをはじめとした国々で好評を得て、特に純米酒の輸出が増加しています。

 「もう一つの日本」
 改めて振り返ってみると、日本酒は、四季折々の美しい自然とその風土に根ざし、神事と共に育まれ、永い歴史の中で変化を続け今に伝わるお酒です。
 これはある意味、もう一つの日本といえるのではないでしょうか?
 昨今『国家の品格』などの著書が脚光をあびましたが、「日本酒」も酒税法で定義された「清酒」としてではなく、改めてその有り様を考えてみる必要があるのかもしれません。

 そして、日本酒の未来は、蔵元自身だけでなく、お客様や時代の取捨選択にもゆだねられているといえます。

願わくば、皆様がいつまでも健康と笑顔で、日本酒を末永くお楽しみ頂ければ、何よりの幸いに存じます。

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"はじめに" Vol.2(2004)

 今回も、以前に作成した"はじめに"を、ご紹介させていただきます。

 2004年の"長野の酒メッセ"は、春に松本市、東京都、秋に長野市と3回開催されました。
 その松本市開催の時には、前年と同様、私が引き続き"出品ガイド"の担当になり、"はじめに"も作成することになりました。

 "長野の酒メッセ"への皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
 ( 2007年10月18日、長野メトロポリタンホテル にて !! )


 〜 "はじめに" (長野の酒メッセ in 松本 2004) 〜

 この度は、ご来場を頂き誠に有難うございました。
 おかげさまで、昨年に引き続き2回目の開催ができましたこと、心より御礼申し上げます。

 さて、今回の出品ガイドは、「日本酒と健康・美容」について、些少ですが取り上げさせて頂きました。

 昔から「酒は百薬の長」といわれてきましたが、健康への関心が高くなるにつれ、日本酒と健康の関わりについても、科学的な研究が行われるようになりました。
 その結果、日本酒の適度な飲酒は、心臓病やガン、骨粗鬆症、老化・痴呆などの発症リスクを下げるというデータが発表されるようになっています。

 もちろん、健康は「医食同源」と言われますように、「食」とも密接な関係があります。
 厚生労働省では、「食生活指針」などで、食のあり方について指針を策定しています。

 いくつかご紹介させて頂くと、

 「心とからだにおいしい食事を、味わって食べましょう。」

 「日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう」

 「多様な食品を組合わせましょう。」

 「地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。」

 「食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。」

 などが上げられています。

 ところで、日本は明治以降、西洋をお手本に発展してきましたが、同時に食文化も取り入れてきたため、日本の食卓は、次第に西洋化が進んできました。

 しかし、海外では逆に伝統的な日本の食文化が注目を集めています。理想的な食生活を考えたときの、タンパク質、脂肪、糖質の3つの摂取量をバランス良く保てるからです。

 日本の風土や文化に育まれた、伝統的な日本の食文化は、栄養のバランス的にも素晴らしいものでした。これは、日本酒にも当てはまるといえます。

 日本酒は、奈良時代の文献には、すでに麹を使った酒造りの記述があり、その後、数々の創意工夫から世界でも類を見ない、「並行複発酵」「三段仕込」のお酒へと発展してきました。

 そして、科学的な研究によって、健康面でも優れていることが明らかになってきています。

 日本の四季折々の食材や器と共に、日本酒をご堪能いただき、日本の文化に想いを巡らせて頂ければ幸いです。

 最後になりましたが、ご協力、ご後援頂きました皆様に心より御礼申し上げます。

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"はじめに" Vol.1(2003)

 長野の蔵元が行う"きき酒会"、「長野の酒メッセ」で配布しました"出品ガイド"で、過去に何度か"はじめに"を担当しました。

 このイベントに少しでも関心を持っていただければと思い、読み直してみると拙い文章ですが、このブログでもご紹介させて頂きたいと思います。

 今年は、10月18日(木)に、長野メトロポリタンホテルにて開催いたします。
 皆様のご参加を、心よりお待ちしております。


 〜 "はじめに" (長野の酒メッセ in 松本 2003) 〜

 近年、日本は成長経済から大きくそれが変わり、清酒を取り巻く環境も変わってきました。

 そんな中、オリンピックを間近に控え,「もっと地酒に親しんで頂きたい。」という思いから、第1回の「長野の酒メッセ」が1995年に長野市にて開催され、昨年の秋で8回目の開催となりました。

 おかげさまで、回を重ねる度に大勢の方にご来場を頂き、秋のイベントとして定着致しました。今春は、松本にて開催することができ、とても嬉しく思います。

 清酒は、古くから日本人に親しまれてきましたが、その造り方は、「並行復発酵」「三段仕込」という世界でも類を見ないお酒で、海外でも次第に注目されてきています。
 この製造方法は、水、米、気候風土など様々な要因から、「酒屋萬流」ともいわれ、それぞれ独自の工夫がされ、その味わいも異なり、多様です。

 これは、自分好みのお酒を見つける楽しみや喜びでもある反面、なかなかそれを見つけることが出来ない難しさ、もどかしさでもあります。
 それを解決する良い方法は、沢山のお酒をきき酒してみる事や、お酒についての知識を持つことではないでしょうか。

 長野県には、全国の約1600社の内、100社近くの蔵元があり、今回のメッセには、64社が参加を予定しています。その出品酒は、おそらく400点前後に及ぶ事と思います。

 長野の酒メッセでは、お気軽にきき酒頂き、疑問に思ったこと、ご感想などをぜひお聞かせください。
 これは、出品する私たちにとりましても貴重な機会で、これからのお酒造りに活かしてゆきたいと思います。

 なお、この出品リストは、様々な制約の中、各蔵元自身に原稿を作成頂きました。そのため、それぞれレイアウトが異なっていますがご了承下さい。

 最後になりましたが、ご協力、ご後援頂きました皆様に心より御礼申し上げます。

 (松本市で初めて開催した2003年に、それまで各蔵元が会場で配布するパンフレットなどを一冊の"出品ガイド"にまとめた時のものです。)

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"長野の酒メッセ 2007" 準備

 "長野の酒メッセ"(2007年10月18日 開催、長野メトロポリタンホテル にて)の準備が、 "若葉会"(長野県酒造組合 若手の会)の幹事さんや、長野の酒メッセ実行委員が、中心となって着々と進められています。

 私は、長野の酒メッセ実行委員に所属していて、お客様にお配りする"ガイドブック"などの担当になっています。

 このガイドブックは、以前には、蔵元の概要と商品リストの構成で、外部で編集していたのですが、過去に松本市で2回開催された時に、各蔵元が独自に作成する方法を取り入れ、今回で4回目になります。

 この方法は、各社の個性が発揮される面もあるのですが、それをまとめる手間はどうしても掛かってしまいます。

 私は、今年も"用語解説"、"日本酒と健康"などを担当しています。
 過去3回に比べ、"はじめに"、"目次"などを作成しないので、負担がかなり減ったのですが、少し準備が遅れてしまっています。

 今まではかなり改訂に力を入れていたのですが、今年は若干の追加や改訂を予定しています。

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日本酒 と 料理

 弊社の日本酒は、「どの様なお料理と相性が良いのか?」 などを知るために、少し遠方へ出かけてみました。

 今回ご用意いただいたのは、「サーモンのマリネ」、「ソーセージの燻製」、「ロースハム」 などで、どれも素材にこだわった、日本人好みな繊細さがあり、美味しいお料理でした。

 一方の日本酒は、『松尾 純米 生詰』、『松尾 特別純米 原産地呼称 認定酒』、『松尾 限定 純米大吟醸 原酒』 などを中心に、相性を比べてみました。

 残念ながら時間の関係もあり、じっくりと試せなかったのですが、『松尾 限定 純米大吟醸 原酒』 が、お料理や、個人の好みを、それ程選ばず好評でした。

 画像なども交えてご紹介したかったのですが、今回は間に合わず、改めてご紹介させていただきます。

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純米酒に変更して

 近くを流れる鳥居川が、渇水のため小川のようになっていたので心配していましたが、夕方からの激しい雨は、大雨注意報になってしまったようです。

 さて、弊社では、前回の造り(平成18酒造年度、2006BY)から1900円台の商品を、本醸造から純米酒へ変更し、商品としても今春(2007年)より 『 松尾 「錦」 』(1950円、税込)となりました。

以前、"純米酒志向"でも少しお話ししたのですが、「純米酒を出来る限り造りたい。」との思いからでした。

 実際に変更をしてみると、正直なところ様々なご意見を頂いています。

 「お宅の本醸造は、そのままでも良かったが、燗をすると独特の感じがあって好きだった。」
 「純米は、味の変化が早く、保管が難しいのではないか?」
 「価格設定が、変わったがどうなっているんだ?」
 「評判の良いものを、なぜやめてしまうんだ?」
 「製造コストのことを考えているのか?」

 「変わったばかりは違和感があったが、だいぶいい感じになったよ。」
 「のみくちが良くなったよ。」
 「心配したが、結構いいよ。」
 「アルコール添加のお酒は、苦手だからありがたい。」
 等々 ...

 まだまだ、取り組まなければいけない課題もあるのですが、一歩一歩、前に進んで行きたいと思います。

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"酒サムライ"

 "酒サムライ"を、ご存じですか?

これは、日本酒造青年協議会(全国の若手蔵元で組織、略称"日青協")が、日本酒や、その文化を発展させ、広く国内外へ普及させる為に設立したものです。


 その"酒サムライ"に、求められる要件としては、次のような事が掲げられています。

 ・日本の美しい文化と、日本酒を愛すこと。
 ・日本酒文化をより深く理解し、その発展に尽くすこと。
 ・情熱と誇りをもって、日本酒を広く国内外に伝えること。
 ( 酒サムライ 参照


 ところで、皆さんは、"サムライ"と言う言葉に、どの様なイメージをお持ちですか?
 "酒サムライ"では、『美しきもの、大切なものを守る強い意志と情熱をもつ人びと。』と位置づけられています。


 個人的にお会いした中で、強い意志と情熱をもって日本酒の発展と、普及に努めている方で思い浮かべるのは、"篠田次郎"氏のような方です。

 篠田氏に接していると、日本酒へのあふれんばかりの情熱が感じられ、実際に、永年にわたり日本酒の啓蒙活動をお続けになり、現在の状況を大変危惧されています。

 この様な篠田氏に、日本酒が名実ともに復権した事を、ご報告出来るように尽力していきたいと思います。

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山間のYa酒店

 山間のYa酒店を、ご訪問したおりに、「シベリヤへ13年ほど戦争で行っていた。」と、普段あまりされない戦争のお話をされました。

 シベリヤは、とても寒く、食べるものもなく、時には雑草を生で食べたりしたが、小さな体でよく帰ってくることが出来たとおっしゃっていました。

 そして、このお店は、その時一緒だった戦友の大工さんに造っていただいたものだが、それから暫くして亡くなってしまったことや、時には、遠方の戦友と、お互いに訪問し合い泊めてもらったことなどを話されました。

 戦後世代の私にとって、身近な方から戦争のことを直接お聴きして、改めてその時代を生きてこられた方々の凄まじさを感じました。

 最近では、戦争や、憲法について様々な事が議論されていますが、今ある日本のありがたさを、つくづくと感じました。

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気になる2人の言葉

 リチャード・バック と スティーブ・ジョブズ をご存じですか?

 前者は、『かもめのジョナサン』の筆者。
 後者は、アップル(旧 apple computer、Macintosh・iPod 製造販売)の創業者。

 今まで、関連づけて考えたことは、無かったのですが、次の言葉をみつけました。


 『ほかのもんは全部捨てなさい。それを犠牲にして自分の愛するもんを追求しなさい。』
 (リチャード・バック)
 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog 「口は幸せのもと!」 参照)

 この言葉が気になったのは、『かもめのジョナサン』が、好きだからかもしれません。
 あるいは最近、この物語を思い出していたからかもしれません。


 そして、スティーブ・ジョブズのスピーチを思い出しました。

 『君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。』

 『自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。
 君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。』

 『Stay hungry, stay foolish.』

 (スティーブ・ジョブズ)
 (スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ(翻訳) 参照、翻訳 市村佐登美)

 宜しければスピーチの全文が上部のリンクに紹介されていますので、ご覧下さい。

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"ひやおろし" (4)

 久しぶりに雨が少し降り、多少の"おしめり"になりました。

 最近では、冬の記録的な少雪のためなのか、水道水源の貯水量が少なめのようです。
 今までに無かった事に、自然環境の変化による影響を感じています。


 さて、以前にお話しした"ひやおろし"(123)ですが、その後、幾つかの試作品などを検討していました。

 ところが、今まで商品化してなかっただけに、まだ最終決定をしていませんでした (^_^;)


 解禁日が間近に迫り、気持ちは、はやるのですが、あらためて他の原酒も含めてきき酒をし直してみました。

 それぞれのお酒の熟成や、香味の状態をきいてみると、まだ酒質が若いものもありましたが、ある程度の感触をつかむことが出来たように思います。

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製造計画 1

 お盆休みあけと言うこともあり、出荷や営業などでテンヤワンヤでした。
 各種書類の期日も迫って ...

 ブログの更新も、出来るだけ毎晩と思っていたのですが、現実には早朝の事が多くなっています。

 そんな中、現在の酒質をどの様に評価し、どの様に醸造するか? を考慮して、製造計画も作成しなければなりません。

 "ジグソーパズルのような"でもお話ししたのですが、相反する事があったり、別のところに影響したりします。

 両方に良いということは、取り入れやすく、実行もしてきたのですが、改めて方向性が問われています。

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送り盆

 仕事も一段落して、送り盆に行ってきました。
 空には秋の"うろこ雲"が、夕焼けしていました。

 その為か、夜になってからめっきり涼しくなり、いつの間にか秋の虫が鳴くようになっています。

 岐阜では、観測史上最高気温を74年ぶりに更新して、40.9度とのことでした。
 こちらでは、30度前後だったと思うので想像しがたい気温です。

 Instrumental_temperature_recordこれは、ラニーニャ現象の影響とのことですが、地球全体の平均気温は、1980年頃から再び上昇傾向にあるので心配です。
Wikipedia 気候 参照)


 お盆の間に、済ませてしまいたいことが幾つかあったのですが、先延ばしになってしまいました。
 涼しくなってきたので、能率を上げて仕上げたいと思います。

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盆踊り その2

 昨夜に続き、盆踊りで出される屋台のお手伝いをしました。
 メンバーは、地区の役員さんと、商店会が中心です。

 地元の方はもちろんですが、沢山のお子さんや、外国の方、遠方の方などにもご来場いただき、誠に有り難うございました。


 私は、出荷の準備や、配達などで、夕方からの会場準備には参加できなくて、途中からになってしまいました。
 思いがけないご注文や、お急ぎのものなどが重なってしまい、ご迷惑をお掛けしてしまい、すみませんでした。

 そして、無事に終えることが出来たのですが、今年から地区の方々が中心にと思っていたのですが、いざとなると今までの様に商店会が主体になっていたようです。
 新しい取り組みでしたので、これからの課題が見つかりました。

 明朝6時からは、後片付けが行われます。


 時には、花火などを見に行きたかったりもするのですが、当分無理だなと思う一方で、各地で夏祭りをされている皆さんのご苦労を思いました。

 大変お疲れ様でした!

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盆踊り

 地元の盆踊りのやぐらが新調され、そのお祝いに振る舞い酒が行われました。
 樽酒とはいかないのですが、弊社の日本酒をご提供しました。

 最近は、なかなか盆踊りに参加する方が少なく残念ですが、お盆の情景としていつまでも続いて欲しいものです。

 また、ここ数年、商店会が夏祭りを兼ねて盆踊りに屋台を出していたのですが、今年から地区の方々にご協力を頂くことができるようになりました。
 商店会とすると人手不足など負担が大きく、困っていたこともあり、大変有り難いことです。

 ところで、会社は、明日から盆休みですが、私は当番をする事になっています。
 休み明けの出荷の準備も多少ありますので、頑張りたいと思います。

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迎え盆

 迎え盆でお墓参りに行ってきました。
 例年、本家親戚のお墓と、分家してからの祖先のお墓の2箇所にお参りします。

 時節柄、「お盆」について改めて調べてみましたが、例年の行事の中にも、様々な要素が混ざり合っていて、なかなか簡潔にご説明できないことに驚きました。

 今では一般的な「お盆」ですが、夏に祖先供養を行うという風習として8世紀頃に確立されたようです。

 『一般に仏教の行事と認識されているが、仏教の教義ではどうしても説明できない部分も多く、日本在来の民俗行事に、仏教行事の盂蘭盆(うらぼん)が習合して現在の形が出来たと考えられている。』(wikipedia お盆


 弊社を創業した初代を始め、代々の祖先に感謝すると共に、その思いなどについても、改めて考えてみる良い時期かもしれません。

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ジグソーパズルのような

 連日の残暑、お見舞い申し上げます。

 行楽や帰省のため、地元でも車の渋滞が、時間帯によっては続くようになり、混んでいる道を避けるように、配達などをしました。

 お得意様の店頭にいると、ワインについて聞かれたりして、ちょっとドギマギしながらご説明を致しました。
 ワインを何本かご購入いただけたのですが、いかがでしたでしょうか?


 ところで、日本酒では、甘辛、香り、濃淡、価格 など、様々な要素がありますが、どの様に商品設計をすれば喜んでいただけるのか?、いつも考えています。

 お客様、酒販店様のご意見、ご感想を生かして修正できることもあれば、商品の良さまで失いそうで、熟慮しなければいけない事もあるからです。


 それは、まるで複数のピースが混ざってしまったジグソーパズルの様でもあり、そこにオリジナリティーを持たせるとなると更に難問です。

 そろそろ今年の製造計画の子細を決めなければいけない時期になってきました。

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水分補給と"和らぎ水"

 残暑が厳しいこの頃ですが、いかがお過ごしですか?

 比較的涼しい当地にいても、この暑さは結構こたえますが、周辺の稲には良くて、元気に穂が出てきています。これからも、暫くはこの調子を期待しています。
 農家の方も、この天気に励まされて、トマトやモロコシの収穫に大忙しです。

 私は、お盆を前に、あちこちへ営業&配達などにも出るのですが、水や、お茶を家で凍らせたペットボトルが手放せません。
 時には、"仕込水"を使って、特製氷水で頑張っています。

 こまめな水分補給は、"熱中症"対策にも良いそうです。


 ところで、お酒を召し上がるときにも、"水分"を補給されていますか?


 お酒を飲むとそのアルコールの浸透圧によって、細胞から水分が失われます。
 そのため、暑い日と同じように水分の補給が、とても大切になります。

 特に、暑い日や、風呂上がりなどには、冷酒や、ビールが美味しいのですが、水分補給には逆効果になってしまいますので、水分を別に取る必要があります。
 なお、二日酔いなどで頭が痛いのも、脳の水分がアルコールによって失われ、収縮している事が一因だそうです。


 この様なこともあり、業界では、お酒を飲みながらの水分補給を、"和らぎ水"(やわらぎみず)といってお勧めしています。

 酒席などでも、"お冷や"と言わずに、"和らぎ水"とお願いして、積極的に水分補給を心がけましょう!

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日本酒の個性

 日本酒には、それぞれに個性があります。

 同じお米を、同じように仕込みをしても、香味は微妙に異なります。
 同じお米でも収穫された年が違えば、さらに違いがあります。
 酵母や、麹菌の種類や、使い方を変えればなおさらです。


 お酒の搾り出てくる順番によっても異なります。

 大まかに次の3つに分けると、
 絞り始めは、"あらばしり"と言われ、軽やかで素直な味わい。
 半ば頃は、"中取り"と言われ、徐々に香味のバランスが変わり、香りと味わいの調和に優れます。
 終盤は、"せめ"と言われ、味わいに重厚さがあります。

 斗ビンなどに取り分けて行くと、その斗ビンごとに香味のバランスが異なることがよく分かります。


 搾ったお酒をどの様に貯蔵するかによっても、異なってきます。

 加熱をせずに低温で貯蔵すれば、まろやかで、なめらかさのある味わい。
 加熱してあっても、低温で貯蔵すれば、フレッシュさが長く保たれます。
 加熱して常温で貯蔵すれば、徐々に熟成が進み、まろやかさが増してきます。
 そして、貯蔵の長さによって更に変化します。


 これらの個性に、その土台となる気候風土、食文化、蔵元の考え方や、造り手の技術が掛け合わされ、お酒が醸され、個性豊かなハーモニーが奏でられるようになります。


 この時期は、帰省や旅行などされる方も多いと思いますが、全国各地の個性豊かな日本酒を、お楽しみ頂ければ幸いです。

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『雨ニモマケズ』

 今年は、地震の影響もあり、宮沢賢治 氏の 『雨ニモマケズ』 を、 「地震ニモマケズ」 とその部分だけ置き換えて考えたりもしていました。

 ところが、私は最初の部分を何となく覚えているだけで、恥ずかしながら、宮沢氏の 『雨ニモマケズ』の心情とはかけ離れたものでした。

 最近の、NHK 連続テレビ小説 『どんど晴れ』の中でも、宮沢賢治 氏の作品が何度となく出てきますが、今度じっくりと読んでみようと思います。

 MM総合研究所 様のホームページの中 ( 心に残る人生の名言 - 偉人の名言とその出典 - )に文章を見つけましたので引用させていただきました。


「雨ニモマケズ」

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち

慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば
行って看病してやり

西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず

そういうものに
わたしは
なりたい

(宮沢賢治 著、MM総合研究所  心に残る人生の名言 - 偉人の名言とその出典 - より引用)

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日本酒 と 地球温暖化

 残暑お見舞い申し上げます。
 暦の上では、早いもので "立秋" を迎えました。

 さて、最近 "地球温暖化" や "異常気象" という言葉を大変よく耳にしますが、日本酒造りにも影響があります。

 例えば、
・土地に適した稲の栽培品種が変わってしまい、酒造りに使用する原料が、変わってしまう。
・気候が変動すると、稲が安定して出来なくなり、良質な原料米の確保が難しくなる。
・発酵温度の管理のために、さらに冷却設備が必要になる。
 などなど、まだあると思います。


 すでに、魚類や、昆虫の分布が変化してきている事を考えると、暢気なことを言っていられない事は、皆さんも感じていらっしゃると思います。

 けれども、私たち人間とすれば、1度ぐらいの平均気温の上昇では、それ程影響が無いと、思ってしまうかもしれません。
 もしかしたら、科学技術の進歩で、少しぐらいならコントロール出来ると思ってしまうかもしれません。


 ところが、日本酒の製造において、1度の変化は、とても重要です。

 米を蒸す、麹(こうじ)を造る、酒母・醪(もろみ)を発酵させるなど、それぞれの工程で一つ一つの温度が、決められた温度でないとお酒の香味に影響が出てしまいます。

 酒造用の加温、冷却などの装置は、昔に比べ発達してきていますので、ある程度の温度管理は可能になってきていますが、順調に発酵が行われていても、最適な温度を維持することは難しいと思われます。

 また、何か問題が起こった場合には、さらに困難になり、多かれ少なかれ酒質に影響してしまいます。


 この様に、酒造りの僅かな物量の温度を、適正にコントロールすることさえ難しいことを考えると、地球環境の温度を正常にする事は、想像を絶すると言えます。


 美味しい日本酒を造り、そして召し上がって頂くためにも、地球温暖化の防止は、とても大切です。

 みんなで温暖化を止めましょう!


 追伸
 以前、飛行機の窓から眼下に広がる雲海を眺めていたとき、何だかそれが醪(もろみ)の泡に似ていると、ふと思ったとき、私たちが直面している地球環境の重大さに、改めて気づきました。

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「ズルズル、ペッ!」 その2

 こちらでは、昨日に続き夕立があり、少し蒸し暑い感じがありましたが、朝晩は暑さが和らぐので助かります。

 最近の暑さで、稲などの作物が、少しでも遅れを取り戻してくれれば良いのですが、山ではすでにキノコが顔を出し始めたとお聞きしました。


 さて、きき酒方法で、気になっているのは次の点です。

 「吟醸酒など淡麗なお酒と、純米などの芳醇なお酒のきき酒方法は、同じで良いのだろうか?」 


 以前、純米酒などの芳醇なお酒ばかりのきき酒で、ほとんどマッチングが出来なかった時は、自分のきき酒能力の為だと思っていました。

 ところが、吟醸酒ばかりのきき酒と、純米ばかりのきき酒を同じ日に行ったときに、何となくですが方法を変えた方が、違いが分かりやすいことに気がつきました。

 まだハッキリとつかめていないのですが、口に含んでいる長さや、空気を吸い込むタイミングなどで、印象が異なるようでした。

 これは、個人的な感覚かもしれませんし、酒質に応じて方法を変えるのではなく、今までの方法が少し間違っていたのかもしれません。


 また、きき酒をするときは、私なりに、次の点に注意しています。

・きき酒前に、刺激物、ガム、香りの高いものなどを、口にしない。
 以前、調香師の方のお話だったと思うのですが、平素から香味の刺激の少ない生活をされているとの事でした。

・インスタント食品を控える。(化学調味料が良くない ?)
 なぜか分からないのですが、その後のきき酒が全くうまくいかず、日程を延期したことがあります。
 ちなみに、きき酒審査などの間には、味覚に出来るだけ影響しない湯豆腐や、バナナなどが出ることが多いようです。

・歯磨き粉を使わずに、歯を磨く。
 食後にきき酒するときは、研磨剤なども味覚に影響を与えるので、歯磨き粉は使用しない。

・香りのするものを身につけない。(コロン、香水など)

・きき酒中は、お酒の感想などを口にしない。(他のパネラーに影響を与えてしまう為。)


 きき酒をして、お酒を評価する事の難しさを、改めて感じています。

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「ズルズル、ペッ!」

 日本酒を、きき酒するときにどの様にされますか?

 「 ズルズル、ペッ! 」 といった感じですか?
 私もやはり 「 ズルズル、ペッ! 」 です。(笑)

 馴染みのない方には、何のことかさっぱり分からないですネ。

 きき酒は、大体次のような感じで行うことが、多いと思います。

1) お酒の色を確認する。
 ・黄色みなど色合いの強弱、テリの有無、にごりの有無 など
 ・グラスなどの場合、揺すったときのお酒が下に伝う速さ、粘度 など

2) お酒に鼻を近づけ、香りを確認する。
 ・穏やかな香り、フルーティな香り、ナッツのような香り、乳製品のような香り 等々

3) 少量(4cc前後、一定量)を口に含み、味わいを確認する。
 ・甘味の有無、旨み・酸味の強弱、まろやかさとメリハリのバランス、苦み・渋みの有無 など
 ・味わいのバランス

4) 口を少しすぼめて、空気を軽く吸い込み、鼻に抜ける香りを確認する。
 ・" ズルズル "といった感じで吸い込みますが、あまり強いく吸い込むと、むせることが ...
 ・穏やかな香り、フルーティな香り、ナッツのような香り、乳製品のような香り 等々
 ・香りと、味わいの調和

5) お酒をはき出す。
 ・"ペッ"とはき出しますが、大勢の時などは、人に掛けないようにご注意を!
 ・きき酒の点数が多いときなどは、飲みません。(涙)
 ・少ないときには、若干飲み、のどごしなどを確認。

6) 余韻の印象を確認する。
 ・甘味、酸味、旨み、苦み、渋み などの強弱、長さ

 ざっとこんな感じで、点数が多く、時間が限られるときなどは、
 「 ズルズル、ペッ 、 ズルズル、ペッ 、 ズルズル、ペッ ... 」
 と、ひたすら繰り返されます。

 その時、アルコール分が肺の方へ行く為なのか、胸から頭にかけてだけが、妙に酔います。
 これが、結構つらい。

 ところで、皆さんは、どの様にされていますか?

 私は、しばらく前まで、3)と、4)が、ほぼ同時みたいな感覚がありましたが、これで良いのかと少し疑問を感じています。

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『 手造り 2.0 』

 商品に対する考え方の一つに、「美味しければ、それで良い。」 と思われる方と、「美味しくて、こだわりのあるものが欲しい。」と、思われる方があるように思います。これにはもちろん、それに見合った価格が大切なのは言うまでもないと思いますが、弊社は、後者に当たると思います。

 何やら、また理屈っぽくなりそうです ... (笑)


 昨日、『 手造り 』の基準を次のようにご紹介しました。

 『甑(こしき)・麹蓋(こうじぶた、こうじ蓋に代わる箱を含む)を使用し、生もと系または普通速醸酒母を使い製造した清酒で、アルコール使用量が白米1000kg 当たり120L 以下のものに限る』
(『改訂 灘の酒 用語集』 参照)


 この際、次のように基準を見直してみたら、どうでしょうか?

 名付けて 『 手造り 2.0 』。 (思いっきりベタですみません。)

 『甑(こしき)・麹蓋(こうじぶた、こうじ蓋に代わる箱を含む)を使用し、生もと系または普通速醸酒母を使い製造した清酒で、白米、米麹のみを使用し、酵素剤、ヤコマン、糖類を使用しない純米酒に限る』
( SakeStyle )


 「 純米酒であること 」 と、「 酵素剤を使用しないこと 」 などを、加味した基準になります。

 弊社純米酒の系統は、すべて該当するのですが ... (笑)

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