"純米大吟醸" の 魅力
先日行われた "長野県清酒品評会" では、幸いにも "純米大吟醸" で "知事賞" を頂くことが出来ましたが、これから行われる "局"(関東信越国税局 酒類鑑評会)は、また別物だと言われています。
いわゆる "局" に所属するのは、新潟県、群馬県、埼玉県、茨城県、栃木県、そして長野県の6県です。
それぞれ1製造場から1点づつ出品されますが、製造場が複数ある蔵元は、複数の出品が可能です。ちなみに、昨年の出品は、常温審査の部が 241場、燗審査の部が 209場でした。
"局"では、単純に出品点数が増えることもありますが、出品酒全体の傾向、熟成、審査員、酸度別の審査になるなどが異なります。
また、意識的に "県" とは出品するお酒を変える場合もあります。つまり、"局" では別のお酒の方が、高い評価になるだろうと予測しての出品になります。
ところで、"純米" での出品は、 "アルコール添加"したお酒の中でも評価をして頂けるようなお酒を選ぶ感じがあるのですが、そこにはジレンマがあるように思います。
それは、"アルコール添加"(アル添)した大吟醸よりも魅力的な"純米大吟醸"は、本当に"純米"らしい大吟醸なのだろうか? というジレンマです。
つまり、本来ならそれぞれ別の観点で評価すべき味わいの特徴や、個性があると考えると、全くのブラインドで(純米とアル添の区別なく)きき酒審査すると、味覚上どうしても同じ基準や、観点で評価が行われ、それが同質化へ向かってしまうように思うからです。
これは、個人的な印象ですが、"アルコール添加" した大吟醸の味わいの "キレ" は、"純米大吟醸" のもつ "まろやかさ" や、"味わい" などと相反するように感じています。
言い換えると、きき酒審査で "香り"、"味"、"全体のバランス"などの他に、"キレ"と"コク"をどの様に感じるかで評価が分かれると思います。
様々な評価がされる"純米大吟醸"ですが、これからも追究を続けていきますので、今後とも応援をお願い致します。
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