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2007年11月の30件の記事

「○○留学」

 「駅前留学」の会社も話題になっていますが、もっと英語を身につけておけばと最近特に思います。

 それというのも、先日の五十嵐先生が蔵見学にいらした時に、海外からの留学生への通訳を五十嵐先生にしていただいたり、その後の懇親会でもなかなか海外の方とお話が出来なかったり、講演での流暢な通訳をお聞きしたからです。

 コミュニケーションできないことのストレスは、その必要に迫られると特に増すようです。

 そうは言っても、なかなか... と思ってしまうのですが、これを機に、少し酒造りのことを英語で説明できる様になろう!と、考えることにしました。

 幸い、日本酒造組合中央会が作成した英語のパンフレットも少しあったと思うので、それを参考にチャレンジしたいと思います。

 名付けて「酒蔵留学」(^^)

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マイ箸 使ってますか?

 皆さんは、"マイ箸"を携帯されていますか?

 昨日の五十嵐先生の懇親会で、温暖化の研究をされている方と、お話しした際にそのことが話題になりました。
 その方は、出来るだけ割り箸を使わずに "マイ箸"を使うことなども実践されているとの事でした。

 割り箸は、温暖化の話題の中で何度か耳にしたことがあったのですが、私にするとそれ程気にしていなかったと言うのが、正直なところです。

 その方は、「色々な考え方があるけれども、資源の消費を少なくする事と、ゴミを少なくするという視点からすれば、割り箸でなくて "マイ箸"を使う意味があるのではないだろうか?」と仰っていました。

 私も"マイ箸"について改めて考えてみたいと思うようになりました。

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酒蔵見学 と バイオマス

 本日は、弊社のある信濃町でバイオマスの実証プラント(地域完結型地燃料システム)で研究されている東京大学大学院の 五十嵐 泰夫 先生を初めとした方々が、酒蔵見学にいらっしゃいました。

 また、夜には五十嵐先生の懇親会に参加させていただき、地元信濃町で "癒しの森" 事業にたずさわっている 高力さんと、信濃町役場の担当者 浅原 さんの講演もお聞きしました。
 テレビ番組で紹介されたビデオを拝見したりしたのですが、信濃町の良さと、"癒しの森"事業の大切さを再認識しました。

 ところで、「バイオマス」というとなにやら、聞き慣れない言葉かもしれませんが、最近話題の "バイオエタノール" に関連した「再生可能な、生物由来の有機性資源」(ただし、化石資源を除いたもの)を指すそうです。

 そしてそれを、発酵させたエタノールを燃料に使用しようとする研究をされているのが、五十嵐先生の研究室になります。

 なお、"お酒"を造るときに関係する酵母と、"バイオエタノール"のそれとは、求められる特性が異なり、高温でも発酵することなどが求められるようですが、見つけるのはとても難しいとのことでした。

 研究されている内容は、普段接している酵母や麹菌とは少し勝手が異なり、微生物の世界の広さや奥深さを感じたり、色々な研究をされているスペシャリストの方々とお話ができました。

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清酒党のこれから。

 昨日のブログで「ガイアの夜明け」での"日本酒"の事を書きながら、"清酒の消費が減少している事"と、"支持率が低下した政党"に共通点があるように思われました。

 いわゆる "清酒党"は、奈良時代の分権に出てくるほど歴史の古い党なのですが、最近、"支持率"が下がり、"不信任"といっても良いほどの惨敗を喫していると言っても良いかもしれません。
(ちょっと大げさですみません。)

 これは、"ビール党"や、"単式蒸留党"、"連続式蒸留党"などの支持率の増加によるものだともいえます。

 一方の、"清酒党"内では、最大派閥 "アルコール添加派"や、少数派 "純米派"などがあるが、党員の多くは両方の派閥に属していて、党員同士が競争をしているといったイメージでしょうか?
(かえって分かりづらい例えになってしまいましたか?)

 はてさて"清酒党"も政治の世界同様に、"支持率"を謙虚に受け止め、更なる自助協力が必要なのかと思います。

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日本酒の動向 ?

 幸い周囲の風邪も私にうつらずに頑張っているのですが、まだまだ、酒造りも序盤というのに、次第に疲れや、書類が溜まってきたりしています。(^^;)
 
 先日の降雪以来、積雪はあまりないので助かっていますが、除雪だけでも1時間ぐらい掛かることがざらですので、雪まで溜まってしまうと先が思いやられます。

 ところで、過日「ガイアの夜明け」で清酒が取り上げられたようですが、すっかり見逃しました。
 日経新聞紙面の「テレビ東京「日経スペシャル」連動広告企画」の「キーワードで読むガイアの夜明け」で概要をみて、録画をしよと思っていたのですが ...

 この番組のタイトルは、「日本酒どん底からの復活~助っ人はコンビニとハケン会社~」で番組の概要は、ホームページに掲載されているのを拝見しました。

 その中で、「10年間に日本酒の消費量は半分に減った。その責任は、あなたがた大手メーカーにあるはずです。このままでいいのですか…」とあります。

 また、別の視点からは、「日本酒市場は今が底。だが何百年の歴史を持つ日本酒がなくなるわけがない。いずれ業界の淘汰が終われば市場は反転する。そこからがビジネスチャンスなんです」ともあります。

 この中に、"責任"や、"ビジネスチャンス"などの言葉が出てくるのですが ...

 以前から、"味だ"、"容器だ"、"アルコール度数だ"と言われ続けている事を考えると、未だに"消費量が半分に減った"ことの原因をしっかりと捉えていない様に感じます。

 また、"何百年の歴史を持つ日本酒がなくなるわけがない。" とか、"ビジネスチャンス"だから参入するというのもどうかと思います。

 私は、"日本酒は、なくなってほしくない"と思いますが、過去の文化などで現在残っていないものが多数あることも事実だと思っています。

 なにはともあれ、心より "日本の酒" の復活を願いつつ、


 追伸  酒税法では "清酒" と "日本酒" は、同等の意味を持つのですが、個人的に別の意味を感じているので、今回の "日本酒" 表記には違和感を感じています。

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"留"(とめ)

 1本目の仕込みの "留"(とめ)仕込みをしました。
 このお酒は、来月20日以降の発売になる "生原酒"、"にごり原酒" になるお酒です。

 もちろん、"純米" です。

 この時期からの純米酒は、周囲からは「もっと気候が寒冷になってからが良い。」とも言われるのですが、"純米"の新酒を是非お楽しみ頂きたいとの思いがあります。

 最近の降雪もあったお陰で、"留"の温度も比較的低温にする事ができてホッとしています。

 これからは、出来ることが限られますが、モロミをじっくりと見守っていきたいと思います。

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仕舞仕事 & 蒸キョウ

 昨夜から今朝にかけて私が宿直当番で、麹の "仕舞仕事"(しまいしごと) や、蒸キョウ(蒸かし)を担当しました。

 ブログの更新はその合間にと気軽に考えていたのですが落ち着かず、結局昨日分の更新がすっかり遅くなってしまいまいした。(^^;)

 さて麹の手入れですが、結構満足のいくデキで出麹の香りも上々でしたが、最高品温が箱によって多少ばらつきが出てしまいました。次回は、しっかり修正したいと思います。

 ところで、麹は、一見すると同じようでも、味わいや香り、手触りによってそのデキは、全く異なることもありますので、五感を働かせて評価します。

 "サバケの良い麹"と言われるのですが、麹を軽く握って開いたときにパラパラとした軽い手触りで、香りは香ばしい栗やサツマイモを蒸かしたような感じが幾分して、口に含むと軽やかで芳醇な感じが私は好きです。

 色々な杜氏さんとお話をすると、"キノコの臭い"、"靴下の臭い" などなど結構独特な表現をされるので、イメージしにくい所でもありますし、以前、香りの出るのを待っていたらかなり出麹のタイミングがずれてしまった経験も ...

 また、蒸キョウは、まだまだ慣れないのですが、酒造りの基本なので結構緊張しながら無事に終了しました。

 明日は、いよいよ1本目の "留仕込み" になります。

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酒蔵見学

 東京で "地酒と地魚"をコンセプトに料飲店をされている方が、ご家族で酒蔵見学にいらっしゃいました。(^^)

 弊社では、モロミを立て始めたばかりでしたし、私は生憎ほかの仕事であちこちしていましたので、チョット心残りですが、それでも幾分お話もできましたので、何よりの励みになりました。

 中でも『日本酒 松尾 純米酒』を、お褒め頂いたのですが、何だか気恥ずかしいような ...
 とても嬉しかったです。

 遠方より雪景色の中ご来店いただき、誠にありがとうございました。<(_ _)>

 お酒を通しての"縁"がとても印象的な一日でした。

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満喫してますか?

 山村起業というホームページに「森に住む・森で過ごす」というブログがあります。

 このブログは、長野県薬草指導員、信濃町・森林メディカルトレーナー でもある高力一浩(ロッジ経営)さんが書かれているのですが、最近気になる記事がありました。

 それは、小学校4年のお子さんが「秋を満喫した」と言ったことです。

 拝見していると目に障害のあるお子さんの様なのですが、地元にいてもこの子ほど "秋を満喫" 出来なかったのかもしれない、 という気がしました。

 考えてみるとなかなか「満喫した」とは、口にしないことにも気がつきます。

 それからは、

  「満喫しているか?」

  「満喫して頂いているか?」

 と考えてしまうこの頃です。

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杉山流(其の1)

 ブログを拝見していてスゴイと思う方が、いらっしゃいます。

 その一人が、"日本酒復権への第一歩" さんで、かなりの文献を読まれているらしく、スゴイと関心していました。

 そのブログで、タイトルが "戦後の酒造界における最大の謎"となっていて、見覚えのある "杉山晋作"氏のことを話題にされていました。

 杉山 氏は、弊社でも技術指導をして頂いていた先生で、弊社では、いわゆる "杉山流" といわれています。

 もっとも、私自身は、直接お話をうかがう機会がなかったので、弊社の造りがどこまで "杉山流" なのか分かりませんが、現在でも随所にそのこだわりがあるのは確かです。

 その "杉山流"は、昨今の "吟醸造り" とは少し?異なる思想ですので、いわゆる最近の醸造教本からすると、"異端" なのかもしれません。

 しかし、教本などに出てくる"乳酸"の添加量は、杉山氏が決めたとうかがっているので、全くの異端というわけでもないのですが ...

 "杉山晋作" 氏 の事を書こうとすると、まとまった時間が必要かもしれませんが、とりあえず、"其の1"とさせていただきました。

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動かないプログラム

 数年前に業務ソフトを導入したのですが、上手く稼働していないので困っています。

 導入初期から旧業務ソフトとの二重入力が長期化したり、開発会社の対応が遅かったりしたのですが、未だに数値が合わない、集計の仕方が表によって異なる等々の状況です。

 日経の"ITpro" で、"動かないコンピュータ・フォーラム"というのがありそれを拝見していると、その中に『日経コンピュータ2003年11月13日号の特集で実施した,プロジェクトの成功率に関する調査結果でも,納期・コスト・品質のすべての面で成功と呼べるプロジェクトは,全体のわずか26.7%に過ぎなかった。』とあります。

 これを拝見していると、70%以上が問題を抱えているという事に大変驚きを感じました。

 弊社の場合、開発会社の言い分は、「カスタマイズした部分だから」「入力を修正した場合の運用はこの様になります。」「繰越の数値が異なっていました。」などなどおっしゃいます。

 弊社とすると、打合せがありカスタマイズしたのであれば仕方ないのですが、一方的な集計の仕方であったり、運用方法が複雑であったり、数値の確認を再三していただいているハズなのに、といった感じです。

 「修正しました」といわれ、集計をしてみると途方もない数値が出てきていたり ...

 導入した業務ソフトの検証をじっくりしたいところですが、これからの季節は、時間が足りないくらいなのに、開発会社の方には、分かっていただけない様でとても残念です。

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大釜でゆでた新蕎麦

 今日 11月19日は、地元出身の俳人 小林一茶の "一茶忌"で、毎年法要とイベントが行われ、今年は、没後180年になるそうです。

 そして、その会場では大釜でゆでた手打ち蕎麦が食べられるのですが、今日は朝から締め切りの書類を仕上げ、その他色々なことに追われ、結局味わうことが出来ませんでした。

 同じ蕎麦を自宅でゆでたこともあるのですが、やはり薪を使った大釜の新そばはひと味違います。
 寒さに震えながらも、味わう新そばが今年は食べられずつくづく残念です。

 蕎麦好きの方は、是非一度おいでください。

 なお、5月5日(一茶の誕生日)には "一茶祭り"が行われ、やはり手打ち蕎麦が楽しめます。

 ところで、 "一茶忌" は、天候が不安定な特異日のようで、今年も例にもれず、初雪で辺り一面の銀世界でした。

 一茶なら何と読んだことでしょう ...

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初雪

 初雪が、降りました。

 "冬ソナ" 気分なら、デートにでも出かけたいところ (^^) ですが、しっかり仕事です。
 相手がいないだろ〜、などと言わないでくださいネ。(^^;)

 今日は、お酒をしぼった後に移動するタンクを3本ほどしっかり磨いたり、戸隠などへ配達に行ったり、戻って蔵の道具のメンテナンスを手伝いました。

 そんな戸隠への配達の途中で、気がつくと雪が舞っていて、「いよいよだな。」と思っていたら、地元でも結構いい降りになて、うっすらと白くなってきています。

 明日の朝は、雪かきでチョット早起きが必要かもしれません。
 タイヤも履き替えなければ ...

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酒母の味わい

 長野県北部の平野部でも積雪、といった天気予報を見ながら、酒造りには有り難いとホッとしつつも、一昨年のような大雪は困るなと思う今日この頃です。

 さて、今月上旬に立てた酒母は順調で、品温や、ボーメ(比重)を計ったり、落ち泡になって来ているのでタンクの縁をきれいにしたりといった事が行われています。

 そんな作業をしながら、香りや、色合い、味わいなども確かめます。

 今の状況は、熟成した果実のような香りで、甘味があり、それが酸味と調和して、味も乗ってきています。
 思わず何度も確かめたくなる味わいですが、アルコール分もありますので、ほどほどにしないと結構酔ってしまいます。

 そんな酒造りの歓びを感じながらも、次第に酒母から醪(もろみ)へと造りが進んでいきます。

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長野の酒メッセを振り返って

 弊社の前方に見える黒姫山が、中腹までうっすらと雪化粧していたのですが、夜中になって冷え込んできています。

 さて本日は、若葉会(長野県酒造組合 青年部)幹事と実行委員による、 "長野の酒メッセ"の反省会などがあったのですが、仕事に追われてしまい、欠席させていただきました。
 今年の"酒メッセ"で気になった事もあり出席したかったのでとても残念です。

 今年で13回目を迎え、年々盛況になってきた"長野の酒メッセ"ですが、最初の頃は、知名度も低く入場者も限られ、運営も手探りの状態で、"手弁当"でお互い出来ることを分担していた感じでした。

 その頃は、展示などもシンプルなところが多く、お酒を冷やすボトルクーラーも組合で用意して会場へ運び込んだり、終わると保管場所が無くて弊社でその度に1年間お預かりしたり、運搬のトラックを提供したりもしていました。

 最近では、そんなことはなく、毎年趣向を凝らした展示をされるところが増え、ボトルクーラーはすっかり各社で用意するのが普通になりました。

 そして今年は、会場のブースの配置を変更したり、開催する階を広く利用したり、流通・料飲店様など業界の方々の時間を設けたりもいたしました。

 これからも微力ですが、"長野の酒メッセ"のお手伝いが出来ればと思います。

 皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

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レンタルサーバの変更

 弊社のホームページのレンタルサーバを変更しました。(ブログはそのままです。)

 しばらく前から契約していたレンタルサーバのプランよりも、最近のプランの方がかなり良くなっていることに、今まで気が付きませんでした。

 何となくですが、長く使っていた方が料金も割安なのかと思っていたのですが、実際にはプランを比較してみて変更した方が良かったようです。

 ウッカリしていたのは、メールのアカウントをすべて登録していなかったので、その間に送信され方は、エラーになってしまったと思われる事です。
 ご迷惑をお掛けいたしまして、申し訳ございません。

 ところで、ブログの更新は、早朝が多かったのですが、用事などが重なってしまいやむなく遅くなってしまいした。早朝の更新は、酒造時期には、特に無理のようです。

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コウジのチカラ。

 ご存じのようにお酒は、"糖分"を "酵母" がアルコールにして出来ます。

 その為、初めは、糖分のあるブドウなどから、お酒ができることを知ったのが、酒造りの始まりだと思います。

 そして、糖分のある果物などは日持ちがしないため、保存性、流通性に優れた穀物からお酒を造る事を模索するようになったのかもしれません。

 では一体、どうやって穀物を、糖分に変えるのか?

 どうやら祖先は、だ液(酵素の "ジアスターゼ" 含) を思い立ち、加熱した穀物を口でよく噛み、糖分にしたようです。(弥生時代 頃)

 そしてこのようなお酒が各地に広まったようですが、この頃は、豊穣を感謝したりする神事などの要素が強く 「神々の酒」 といった時代で、食物的な要素が強く、固体に近い液体を箸で食べていたようです。(大和時代)

 それから時代がたち、中国(周の時代)で開発されたといわれる "麹" による酒造りが、日本に伝わり、米と米麹による酒造りが始まった様です。(奈良時代 初期)

 今では当たり前かもしれませんが、"麹"は、それまでの酒造りを一変させたといって良いかもしれません。
 (ちなみに"酵素"が、科学的に発見されたのは1932年だそうです。)

今では麹の使用量を減らして、 "酵素剤" を使用する清酒もあるようですが、弊社で"酵素剤"を使用しないのは、"麹の酵素" によって "米を糖分にする" のが "日本酒" だと考えるからです。

日本酒の歴史 参照)

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それぞれの100年

 ご近所の100歳のN さんがお亡くなりになり、お通夜へ行って来ました。
 このお年になると飲み込む力が弱くなり、ノドに食べ物を詰まらせてしまったとの事でした。

 100歳というと、1907年(明治40年)生まれぐらいだと思うのですが、創業(1875年、明治8年)間もない弊社とかなりの時間を共有されたことになります。

 日本酒の100年前は、次の様な時代です。

・明治32年(1899年) 酒税が、税収全体の36%を占める。自家用酒税法廃止。
・明治34年(1901年) 一升瓶 登場。
・明治37年(1904年) 国立醸造試験所(現在の独立行政法人 酒類総合研究所) 設立。
・明治42年(1909年) 山廃酒母 開発。
・明治43年(1910年) 速醸酒母 考案。

 一方、産業界では、世界で初めて人間の操縦による動力付き飛行機の飛行に成功(1903年)したライト兄弟が、1907年には、"複座型 モデルA" (商用量産モデル)の輸出を目指していたようです。
ライト歴史年表 参照)
 今では、飛行技術の発展により、月周回衛星「かぐや」が、ハイビジョンで「地球の出」撮影に成功するまでになっています。(プレスリリース
JAXA 宇宙航空研究開発機構 参照)

 人や、産業、日本酒のそれぞれの100年を思い返し、これからの100年を思いました。

(ブログの更新が遅くなってしまいました。このブログは、ココログを利用しているのですが、メンテナンスのため13日20時〜14日10時まで更新が出来なくなっていました。その前にと思っていたのですが、申し訳ございません。<(_ _)>)

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風邪に御注意 !!

 昨日のタンク洗いでしっかりと汗をかいた為なのか、少し風邪気味です。
 作業後、すぐに着替えたりしたのですが、やや熱っぽい感じです。

 これからの季節は、特にインフルエンザに注意をしなければいけないのですが、最近、その流行にも変化が見られるようです。

 『インフルエンザの流行は例年、2月初旬~3月上旬にかけて全国的にピークに達し、4月にはほぼ終息します。しかし国立感染症研究所感染症情報センターによると、2007年は春季に北海道や東北地域で患者数が再増加し、沖縄県では夏以降にも流行がみられ終息することなく続いています。沖縄の夏季のインフルエンザ流行は3年連続となり、「インフルエンザは冬の感染症」という常識を覆しつつあります。』
(日経ビジネス オンライン インフルエンザに異変?

 今年もすでに富山県などではインフルエンザ・ウィルスが検出され、例年よりも検出時期が早まっているようです。

 なお、「日常生活でできる予防方法」(中外製薬 インフルエンザ情報サービス)によると、次の方法が紹介されています。

 1. 栄養と休養を十分取る。
 2. 人ごみを避ける。
 3. 適度な温度、湿度を保つ。
 4. 外出後の手洗いとうがいの励行。
 5. マスクを着用する。

 昨年は、年末からしっかり?風邪を引いてしまい、仕事にも支障がでてしまったので、注意をしたいと思うのですが、"予防方法"の "休養" は、難しいのかも ...

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タンク洗い のち 筋肉痛

 11月も半ばになってきているのですが、暖かい日が多く、酒母の冷却が欠かせない感じです。
 南極の氷も溶け続けているそうですが、堆積している氷河の成分を調べると、「地球は、一定サイクルで温暖化を繰り返している。」とのお話もあるようです。

 さて、本日は、仕込蔵の "タンク洗い"を手伝いました。
 実際に仕込むのはまだ先ですが、その前に仕込蔵のタンクを一通り洗っておきます。

 先日仕込んだ "酒母"(しゅぼ) は、約400リットルぐらいの琺瑯(ほうろう)タンクで、直径は、1メートルぐらいで、高さは、1.3メートルぐらいの感じです。

 一方の "仕込みタンク" は、約6000リットルぐらいの琺瑯タンクで、170cm ぐらいの人が入ると、タンク上部の縁に手を伸ばすと届くぐらいの深さで、直径は、3メートル近い感じです。

 そんな "仕込タンク"の中にスッポリと入り、お湯を掛けながら、ブラシを使って洗います。

 タンクの底は盛り上がっていて、半球状になっていますので、足下が思いのほか不安定です。
 また、お湯を使いますので良く滑り、おまけに、側面は円筒形で力強く磨くのは、骨が折れます。

 "ゴシゴシ、ツルツル、ゴシ、ツル、ゴシゴシ" といった風で、タンクを数本磨くだけでしっかりと汗をかき、普段使わない筋肉がやや悲鳴を上げています。

 美酒を醸(かも)せますよう、心を込めてしっかりと洗いました。

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美酒をかもし出すべし。 <(_ _)>

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秋の叙勲 "旭日単光賞"

 「遅ればせながらご報告させていただきます。」と言っても、弊社会長 高橋 博 のことですが、この度、『旭日単光賞』を頂き、先日(9日)に皇居へ伺い天皇陛下に拝謁させて頂きました。

 これは、地元 信濃町で "監査委員" を、永年務めさせていただいた事によるもので、町の行政を始め、皆様のお力添えあっての事と、心より御礼申し上げます。

 なお、 "旭日賞"は、“国家または公共に対し功労がある者の内、功績の内容に着目して授与 ”(wikipedia 参照)される勲章との事です。

 私と言えば、酒造りなど仕事に追われ気もそぞろで、親不孝をしている様な気がしていますが、酒母を無事にたてることができて、ホッとしています。

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素材探し

 酒造りも本格的になってきたのですが、その一方であちこちしてしていて、肝心の酒造りの様子をブログでご紹介できていないことを反省しつつ書いています。

 さて、そんな酒造り合間に、必要なものなどを探すのに、インターネットで検索をしたりする事があります。

 検索した中から良いものを見つけ出すのも結構手間が掛かってしまいますが、最近、画像などを探す必要があってあちこち調べたのですが、面白そうなホームページがあったのでご紹介します。

 ・"Shutterstock" 素材写真 ロイヤリティーフリー写真
 ・"DAJ" 写真素材 ストックフォト
 ・"フォトサーチ" ストックフォト・写真素材など200万点
 ・ "ゲッティ イメージズ" ストックフォト(写真素材)他
 ・"LinkStyle" 無料写真素材

 ブログの時間が少なくなってきて、断片的になってしまいますが、ご了承ください。

 暫くあちこちしてしまう感じですが、酒造り頑張りたいと思います。

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"第78回 関東信越国税局 酒類鑑評会"の研究会

 "第78回 関東信越国税局 酒類鑑評会"の研究会が大宮で行われ、私も参加いたしました。

 鑑評会の結果は、常温審査の部が "入賞" で、燗審査の部は、無印でした。
 実際に"優秀賞"のお酒と比較して、課題や反省点を見つけ、今年の酒造りに取り組みたいと思います。

 ただ、酒質の検討をするとき、弊社の個性や "純米大吟醸"、"純米" としてどの部分を尊重するか、慎重に検討したいと思います。
 そして、次回もアルコール添加や、酵素剤を使用しない、"純米大吟醸" や "純米" で挑戦したいと思います。

 ところで、「なぜ審査員になっているの?」と、質問されたのですが、その場では上手くご説明できなかったのですが、自分なりに考えてみました。

 ・"清酒製造業の一級技能士"であること。
 ・"全国・関東信越国税局・県鑑評会の研究会"にほぼ毎回参加していること。
 ・"長野県鑑評会の審査"を数年経験していること。
 ・"財団法人 日本醸造協会 主催のセミナー"に積極的に参加していたこと。
 ・"若葉会(長野酒造組合 青年部)のきき酒大会"で優勝、準優勝などをしていること。
 ・実際の醸造にも参加していること。
 ・公平な審査をすること。

 個人的には、上記のような理由かと思うのですが ...

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地元の床屋さん

 酒造りも本格的になって来ているので今のうちにと思い、地元(古間)のY床屋さんへ行ったところ 「私も"年"だし、年内いっぱいの営業で、閉店することになりました。」とのお話をいただき、とても驚きました。

 このY床屋さんは、ご夫婦で営業されていて、私も生まれてからのほとんどを、この床屋さんにお世話になり、子供の時は、帰りに"かっぱえびせん"の小袋を度々頂いたことを、昨日のことのように思い出します。

 お話によると105年ぐらいまえに、お店を始められ、ご自身も50年近く営業をされ、まだ弊社に遠くから酒造りに来ていただいていた昔には、出張で蔵人の散髪をしていただいた事もあったとの事です。

 また、この床屋さんのご主人は、すぐ近くに "火の見櫓"(ひのみやぐら) があったので、数年前まで消防団に所属していただき、火災の際には、それを知らせるサイレンを鳴らして頂いていました。
 私も消防団に昨年まで18年ぐらい所属していたので、何度もそのサイレンで出動しました。

 ご自身ではこの年になったら引退をするとお考えだった様なのですが、大変寂しく思い、時間の流れをしみじみと感じました。

 「永年にわたり、ありがとうございました。」

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お祓い

Oharai2007_2

 本日は、神主さんにお祓い(おはらい)をして頂きました。

 松尾大社から頂いたお札が納められた神棚の前で、祝詞(のりと)を上げて頂き、麹室、仕込蔵なども清めて頂きます。

 今年の酒造りの無事と、品質の維持、向上を願いました。

 『身をつくし、心を正し、業を練り、美酒をかもし出すべし。』(松尾大社 醸酒御守 一部抜粋)

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入蔵 & ホームページ 更新

 本日、季節の蔵人が入蔵いたしました。
 例年に比べ暖かい感じで少し気になりますが、酒造りが本格的に始まります。

 私も参加する予定なのですが、まだまだ他の仕事が片付かず、あちこちしています。

 そして、空いた時間を利用してホームページの更新作業を少しずつ進めているのですが、慣れないソフトウェアなので、思うように進みません。
 初歩的なことでも、試行錯誤しながら、マニュアルを見ながらになってしまいます。

 このブログを書く前にも、少しホームページに手を加えてみたのですが、公開できるまでにはもう少し時間が掛かりそうです。

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"日本酒 松尾 純米 生原酒"

 しばらく前から商品の酒質を検討したり、見直しをしていたのですが、味わいの変更が難しい商品もあります。

 その中の一つが、"日本酒 松尾 純米 生原酒" です。
 どっしりとした味わいは、ワインで言うところの "フルボディ" といった感じで、弊社らしいお酒の一つだと思います。 

 この商品は、以前 "本醸造" だったのですが、本醸造を純米に変更した時に一緒に変えさせていただいたのですが、"どっしりとした味わい"は、そのままになるように心がけています。

 そして、"純米"にした為、アルコールを添加しないので、アルコール度数が 約2% ほど低くなり、日本酒度もその分低くなりましたが、逆に味わいは深く豊かになったと思います。

 ところが、アルコール度数が低いと "損" をしたと感じる方もいらっしゃる様ですが、"純米" の原酒にはそうするだけの魅力があると思います。

 弊社の場合、"手造り"で、原料米も良いものを使用し、酵素剤などを全く使用しないので、"純米"にすると単純に "原料コスト"が上がってしまうのが、悩ましいところです。

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『有閑倶楽部』(ゆうかんくらぶ)

 最近、『有閑倶楽部』(ゆうかんくらぶ)という連続ドラマを知りました。

 「松竹梅魅録」、「菊正宗清四郎」、「剣菱万作」、「白鹿野梨子」など、清酒業界ではお馴染みの銘柄を名字にした人物が登場します。なかには、「男山」という松竹梅家のペットまで登場したりするようです。

 この 『有閑倶楽部』 は、一条ゆかり 氏による少女漫画作品で、この様な名前になったのは、『作品の基本的なアイディアを推敲する段階で酒を飲みたいという欲望が作者の頭に同時に浮かび、そこからキャラクタが決定』(Wikipedia 抜粋)したそうです。

 私は、残念なことに原作を読んだこともなく、ドラマもチラリと見ただけなのですが、小道具に "松竹梅"柄をあしらった金屏風が出てきたりと、銘柄に因んだこだわりがあり、おもしろいと思いました。

 漫画作家 一条ゆかり 氏には、清酒業界や清酒がどの様に見えているのだろうか?とか、銘柄と登場人物のキャラクタについてなども、機会があればお聞きできればと思います。

 ところで、"身近な蔵元の銘柄を名字に持つ人物" を作り出すのも面白いかもしれません。
 「真澄○○」、「千曲錦○○」、「舞姫○○」、「信濃鶴○○」、「御湖鶴○○」 などなど ... (^^;)
 良い名前は、なかなか思いつかないのですが、ネーミングする面白さや、蔵元の個性でたり ...

 肝心の弊社は、 「松尾 ○○」 ... ?

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ホームページ と ブログ

 最近、インターネットでは、もっぱらこちらのブログを更新するのが精一杯で、肝心のホームページがそのままになってしまっています。

 その為、「最近、ホームページを更新されていないので、来てみました。」、「今年の"にごり酒"は、どうなりますか?」など、ご心配や、ご不便をお掛けしてしまっているようです。

 それというのも、ホームページの方は、折に触れ手直しはしているのですが、使っているコンピュータ(Macintosh)の機種変更や、作成していたソフト (Adobe GoLive から Dreamweaver へ) の変更などがあったために、更新が思うように進みません。

 一方のブログは、馴染みが無く、もっぱら拝見する方だったのですが、実際にブログを初めて見ると、更新に集中できて助かっています。

 これから酒造りも始まり、益々時間的には厳しかと思いますが、何とかしなければと反省しています。

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酒造好適米の作柄

 ガソリンが、長野県内でも一斉に値上げされ、156円の所もあるようですが、まだ上昇する可能性もあるようなニュアンスの記事が出ています。(信濃毎日新聞 参照)

 一方、県内の酒蔵では原料米が心配されています。
 どうやら "酒造好適米"(お酒造りに適したお米) が、不足している様なのです。

 地元の飯米(コシヒカリ、あきたこまち)でも、品種によって作柄に差が出てしまったようで、今年は、むしろコシヒカリの方が収量が良かったようです。

 農作物の難しさなのですが、温暖化による気象変化の影響があるのかもしれません。

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