出品酒の選抜
全国新酒鑑評会に出品する「純米大吟醸」のきき酒をしました。
今年は、長野県産の「美山錦」という酒米(さかまい、酒造りに適したお米)を100%使用して造ったのですが、火入れ後に初めてきき酒をしました。
全体とすると可憐な感じで、昨年の一部分に山田錦を使用したときと印象が違います。
これは、原料のお米の品種が変わった事もあるのですが、基本的な部分は、昨年と同様にしていますので興味深い結果です。
いわゆる「出品酒」としては、昨年の方が良い?のかもしれませんが、今年の香味のバランスもなかなかだと思います。
ところで、今回の出品酒のきき酒は、およそ10点ぐらいきき酒したのですが、どれも同じ醪(もろみ)のお酒です。
そうするとどれも同じと思われるかもしれませんが、お酒を搾って出てくる順番で香味のバランスが異なります。
例えば、初めの方は、味わいが軽やかで香りがシャープな感じで、搾るにつれ徐々に味わいが深くなり、終わりの方では、いくぶん苦みが出てくる傾向があります。
この中から香味のバランスの良い部分のお酒が出品酒になりますが、隣り合う番号のお酒は、印象も近くとても悩むことがあります。
その為、後になってこっちを出品しておけば良かったかもしれない、と思うこともあります。
恐らく最終の決定は、27日に行われる県鑑評会の研究会の結果などを参考にして決めることになります。
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