出品酒の選抜(2)
全国新酒鑑評会の出品酒は、明日 4月1日が提出期限で、毎年どれを出品しようか迷うのですが、今年は杜氏たちの判断もあり、純米大吟醸らしいものを発送しました。
この「純米大吟醸らしい」というのは、「アルコール添加をした大吟醸より、味わいの深さがでている」感じがしたからですが、個人的にはどちらかというと鑑評会向きでないと感じています。
いわゆるアルコール添加の大吟醸と真っ向勝負といったところです。
評価は、好みがでて意見が分かれますが、鑑評会などのようにブラインドできき酒をした場合、「味わいのキレ」は、圧倒的にアルコール添加をした方が有利で、評価が高くなる傾向があります。
逆に、「味わい」があると、「キレがない」「味が重い」などの評価になりやすく、その結果、1ランクぐらい評価が下がる傾向があります。
ところが、ややこしいのですが、この「味が重い」の表現に個人差があるようで、二つのタイプをきき酒した時に、全く別のものを「味が重い」と評価される事があります。
更に、審査が行われるのは4月22日からですので、それまでに熟成も進みます。
なにやら分かりづらいですが、結局の所、最後は自分の味覚が頼りなのですが、今回の出品酒については、審査までに適度に熟成した方が、高評価になりそうです。
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