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新酒研究会

 本日は、「新酒研究会」が行われました。

 この研究会では、その年に出来た新酒を持ち寄り、局(関東信越国税局)の先生や、県の先生からご指導を頂きます。

 それぞれの先生からは、様々な角度からご意見を頂くので、大変勉強になりますが、良い点も悪い点もご指摘いただくので、嬉しかったり、ちょっと凹んだりします。

 ところで、弊社の造りは、明治の前半、山廃仕込みから速醸へ移行した頃の造りが色濃く残り、木製の暖気樽(だきだる)を未だにしっかり使用したりしているので、やや「山廃」的な香味が出たりします。
(良い呼び名があればよいのですが、「速醸山廃」とか、「山廃速醸」とでもなるのでしょうか?)

 これが、なかなかのくせ者で、いわゆる鑑評会的な評価方法をすると、「欠点」とも言われてしまうので、普通の速醸にすれば楽と言えば楽なのですが、味わい深さなどの点で安易に変更もできないように思っています。

 この様な造りをこれまで続けて来られたのは、弊社が「へそ曲がり」?だったからかもしれませんが、良さを認めていただけるお客様あってのことだと感謝しております。

 そう言えば、適切な例えか分からないのですが、カメラメーカーのLeica(ライカ)の描写には、独特の柔らかさがあって個性的で、特に初期の頃のレンズには、その個性が顕著の様です。

 個人的にですが、現代的?な描写にも引かれるのですが、ライカの持つ絵画的?な描写も味があって興味深く思っています。

 お酒の味わいも、レンズの描写も同じようなところがあるのではないでしょうか?

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