偶然力(セレンディピティ)
「Serendipity」(セレンディピティー、偶然力)という言葉を目にしたのは、勝間和代氏(経済評論家、ブログ)の書籍へのサインでした。
これは、先日の「三毒追放」と一緒に書かれたものなのですが、どちらの言葉も初めピンときませんでした。(汗)
その後、勝間氏の書籍などを拝見して何となく理解できるようになったのですが、近著『ビジネス頭を創る 7つのフレームワーク力』には、7つのフレームワーク力の一つとして、この「偶然力(セレンディピティ)」を上げています。
この中では、「セレンディピティ」(偶然力)を、『偶然の中でチャンスを発見する能力』と説明され、その積み重ねが「必然」になると述べられています。
実際、辞書には、次のように出ています。
<serendipity>
・思わぬものを偶然に発見する才能[能力].
・「 The Three Princes of Serendip 」 というおとぎ話から;
この主人公が捜してもいない珍宝を偶然に発見することから
[株式会社研究社 新英和・和英中辞典]
これは、一つ間違うと「こじつけ」とも言われかねないのですが、その様な否定的なとらえ方でなく、身の回りで起こるあらゆる事の中にチャンスがあり、それに気付き、そして、それを生かす事が大切で、それが「偶然力」(セレンディピティ)だと述べられています。
これを拝見していて、日本の昔話で例えると『わらしべ長者』(Wikipedia)のようだと思いました。
このお話の貧しい主人公が最初に持っていたワラを物々交換を経ていくにつれて、最後には大金持ちになるように、自分自身の持っている知識や、能力、経験などを生かし、それを更に優れたものにしていくことが大切なことで、たとえ、それがつまづいてつかんだ一本の「ワラ」のようであっても、それを持って次の段階に進むことが「偶然力」(セレンディピティ)のようです。
勝間氏は次のように4つの実践方法を上げています。
(1)よいチャンク( Chunk;大きいかたまり)を集める
(2)つねに観察しつづける
(3)なるべく魅力的な人々に会う
(4)つねに周りをポジティブな視点で見る
日本酒とあまり関係ないようにお感じかもしれませんが、製造、販売や、経営などにもいえると感じました。
これは、特に「積み重ね」と言う点では、「トヨタ生産方式(Wikipedia)」の「改善(Wikipedia)」も、「偶然力」(セレンディピティ)の一つかもしれません。
チョットした改善でも、それが、次の改善へと発展していく過程は、まるで「偶然力」のようです。
追伸 参照先が、Wikipedida が多くなってしまい申し訳ございません。
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