カテゴリー「40)日本酒 と 健康」の9件の記事

リラックス・癒し効果が、一番高いお酒、日本酒 !!

 「長野の酒メッセ in 長野 2008」のセミナー(講師:葉石かおり 氏)の中で、「ストレス」を和らげる成分「アデノシン」が次のように紹介されました。


 『ストレスの緩和効果が高く、日本酒は、他のお酒と比較しても「アデノシン」が一番多く、リラックス・癒し効果が高い。』


 さて、この「アデノシン」ですが、これは、核酸(細胞やウイルスの遺伝物質として生命現象に重要な役割を演ずる有機化合物)の一種で、毛細血管の拡張を促す物質です。


 実際の活用例では、資生堂『アデノゲン』で「アデノシン」の育毛効果が利用されています。
(資生堂研究所「化粧品を支える技術開発」:育毛研究 参照)


 実際のお酒別の含有量は、次のようになっています。

 <アデノシンの含有量(単位:μg/ml)>
 (数値は、DNA内、RNA内、合計)

 日本酒
  11.60、89.14、100.74
 ウィスキー
  6.42、81.13、87.55
 ワイン
  2.39、65.40、67.79
 焼酎
  3.30、7.72、11.02

 これは、『知って得する 日本酒の健康効果』(作成:日本酒造組合中央会)で紹介されているデータで、「日本酒に含まれる有効成分の研究」では、文章で紹介されています。
(これらの研究は、奥田拓道 教授(愛媛大学医学部)が中心になって行われました。)

 残念なことにこの資料では、ビールが含まれていなかったり、焼酎が「連続式蒸留」なのか、「単式蒸留」なのかよく分かりませんが、焼酎に比べると9倍以上、ウィスキーと比べて1.2倍 近く含まれています。(合計数値で比較)


 そして、この「アデノシン」が、「強い驚きや心配事、寝不足などのストレス」から分泌されるホルモン(ノルエピネフィリン 又は、ノルアドレナリン)による血管収縮を阻止する効果があります。

 また、更年期に起きやすい肩こり、冷え性、偏頭痛などの改善も期待できます。


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日本酒と健康(誤解!編)3

 インターネット上には色々な情報があふれていて、私も引用をするのですが、なかなか確実な情報を見つけ出すのは、骨が折れます。

 有名番組の中にも誤解されるような記述があります。

 例えば、『知識の宝庫!目がテン!ライブラリー』にも、次のような記載が見られます。

 「蒸留の結果、焼酎のアルコールがほぼアセトアルデヒド100%になるので効率よく肝臓で分解されるのに対し、日本酒は他の種類のアルコールも含んでいるので、違う種類のアルデヒドも出来てしまい、肝臓がこちらも処理しなくてはならなくなるため、アセトアルデヒドの分解が遅くなってしまう ...」

 これは、酔い覚めがよいことの説明をしているのですが、「 酔い覚めが良い = 肝臓に良い 」と誤解してしまう方もいるようです。

 実際にはどうなのでしょうか?

 医学的な統計では、肝臓病の分布には「西高東低」の地域差があり、原因として西日本が蒸留酒の消費が多いからという方もいらっしゃいますが、詳しい検証が必要に思います。

 しかし、最近の研究では、日本酒の成分「α-EG」には、「肝機能障害を抑制する効果」や、「美肌効果」に有効な成分が含まれることが分かったようです。
(「日本酒に含まれるα-EGが肝機能を保護する役割を果たしている。」 参照)

 これは、日本酒の消費の減少と「アルコール性肝臓病」の増加が、負の相関になっていることも関係しているかもしれません。
(「増え続けるアルコール性の肝臓病」 参照)

 ところで、先ほどの「知識の宝庫!目がテン! ... 」ですが、ページの最後に『ポイント2 焼酎が二日酔いしにくく、またカロリーが低めなのは、いずれも蒸留のお陰だった!』とありますが、日本酒には肝機能障害を抑制する効果もあり、総カロリーも焼酎と同等であることが忘れられてしまっているようです。

 何かと誤解の多いお酒と健康の関係ですが、美味しく、楽しく、適量にお楽しみ頂ければ幸いです。

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日本酒と健康(誤解!編)2

 お酒をあまり健康と結びつけすぎると、逆に依存症などの問題があったりしますので、適度な飲酒が必要ですが、とかく誤解も多いと思います。

 その中には、「日本酒は太る」と言われる方もいらっしゃいます。

A04
 アルコール飲料のカロリーは、日本酒造組合中央会の「健康Q&A」の中で「お酒のカロリー 一覧」があります。

 一見、蒸留酒の ウィスキー(焼酎もほぼ同じ)の総カロリーや、ワインが低く見えますが、アルコール量が異なるので換算が必要です。

 アルコール量を1グラム当たりに換算すると、総カロリーは、次のようになります。

 日本酒   約 8.4 kcal
 ビール   約 11.2 kcal
 ウィスキー 約 6.7 kcal
 ワイン   約 7.7 kcal

 また、糖質については、次のようになります。(アルコール 1グラム 当たり)

 日本酒   約 304 mg
 ビール   約 909 mg
 ウィスキー 約 0 mg
 ワイン   約 1700 mg

 同じぐらいのアルコール量を飲んだ場合、総カロリー、糖質共に高いのはビールになるようです。

 インターネット上にあるアルコール飲料のカロリーデータには、ばらつきがある様ですが、これは測定したサンプルの個体差によるものなのかもしれません。

 疑問点としては、総カロリーではあまり変わらない 日本酒、ウィスキー、ワインですが、その糖質量は、0 〜 1700 mg とかなりの差があります。

 これは、どの様に考えれば良いのでしょう?

 単純に「糖質が多い = 糖尿病に悪い ではない。」ことは、前回お話したので大丈夫だと思いますが ...

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日本酒と健康(誤解!編)

 日本酒が、誤解されていると思われることの一つに「糖尿病に良くない」という事があります。

 これについては、少し前にお話した様()に、日本酒の酒粕には糖尿病や肥満などを、予防や治療する成分まで含まれていることをお伝えいたしました。


 それでは、なぜ誤解されたのでしょうか?


 ご存じのように、日本酒の消費量は、昭和47年ごろから減少傾向です。

 日本酒が、糖尿病に良くないのであれば、それに応じて糖尿病の方が、減少していても良いと思われます。


 実際には、「糖尿病の患者数と医療費の推移」は、次のように31年間で 7.2倍にもなっています。


 『「糖尿病」の推計患者数が初めて示されたのは1965年のようで、この時の推計患者数は3万3,000人です。最も新しいデータの1996年が23万7,400人ですから、この31年間で7.2倍に増えていることがわかります。』
糖尿病ネットワーク、「糖尿病の患者数と医療費の推移」 参照)


 これは、いわゆる「高血圧」の方も同様で、約3倍も増加しています。
 (「高血圧性疾患の推計患者数」は、1965年は、23万9,800人。1996年には、73万9,400人。)


 この様に、統計では、「日本酒」と「糖尿病」、「高血圧」の関係は、負の相関があります。

 つまり、日本酒を飲まなくなって糖尿病などが増えた事になります。


 このような事実があるのに、なぜ誤解されてしまったのでしょうか?


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日本酒と健康。(糖尿病 編)3

 日本酒と健康の関係は、最近になってようやく研究や発表が進んできているようですが、まだまだそのことが知られていないようです。

 その一つが、糖尿病などの予防や治療を効果的にする「インシュリン様」成分についてです。

 インターネット上にはその成分について文献的なものが少ないようなのですが、それは、酒粕にふくまれているとの記載は多く見受けられ、清酒や、生酒にも有効成分が含まれるのかは、記載が分かれます。

 ちなみに、「知って得する日本酒の健康効果」(日本酒造組合中央会 提供、日経ネット いきいき健康)とするページには、次のようになっています。

 『酒粕には糖尿病や肥満など、成人病の予防や治療を効果的にする物質があることも解明されました。脂肪の分解のみを抑制して血糖値を下げるインスリン様の物質が含まれていることがわかった...』
奥田 拓道氏(旧 熊本県立大学教授))

 また、All About の 「食と健康」でも次のように取り上げられています。

< 生活習慣病や美肌対策に注目! 酒粕の魅力 >
 (1)酒粕に含まれる栄養

 (2)健康と美肌づくりに注目される酒粕の成分

 (3)酒粕の楽しみ方

 ちなみに、地元で採れる「ネマガリダケ」のお味噌汁には、「さばの缶詰」を入れるのが定番ですが、これに「酒粕」(板粕)を入れて頂くとまた格別です。

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日本酒と健康。(糖尿病 編)2

 日本酒と糖尿病に直接の関係がないことは昨日取り上げたましたが、糖尿病とアルコールについては分かりづらい事も多いと思います。

 簡単な Q&A では次のような記載がありました。

 Q. 糖尿病にアルコールはなぜいけないのですか?

 A.  アルコールで一番問題なのは、つい限度を超えて飲み、コントロールを乱しやすいことです。またアルコールを飲んだ分、御飯を減らしたりすると、不健康にやせてくる心配もあります。2単位(たとえば日本酒1合)を守れる意志の強さがあり、コントロールも安定していれば、1合程度は許される場合もあります。
(「糖尿病ネットワーク」、食事療法のコツ 参照)

 また、糖尿病では食事療法が大切だとお聞きした事があり、「低インスリン食」を思い浮かべたのですが、ここにも誤解があるようです。

 Q. 「低インスリン食」「グリセミック・インデックス」とはどういうものですか?

 A. 低インスリン食とは、食後の糖分吸収をおだやかにしてインスリン分泌をあまり刺激しない食事のことです。具体的にいうと、食物繊維を多く含んでいたり、炭水化物が少なくたんぱく質や脂質が多い食品・献立です。
 グリセミック・インデックス(GI)とは、ある食品を一定量食べたあとに血糖値がどれくらい高くなるかを示す指標のことです。「GI値」が低い食事が低インスリン食にあたります。
 こうした食事はダイエットや糖尿病治療に役立つこともありますが、食事療法の基本を理解したうえで取り入れないと、栄養がかたよったり体重が増えたりしてしまいます。
(「糖尿病ネットワーク」、食事療法のコツ 参照)

 つまり、食事療法 = 低インスリン食 でないとのことのようです。

 ちなみに、アルコール飲料自身は、「低GI値食品」になり、日本酒は、ほぼビールと同水準の様です。
  ・日本酒  35
  ・ワイン  40
  ・ビール  34
 「おもな食品のGI値リスト 」参照

 ところで、日本酒やその酒粕には、「インシュリン様」の成分が含まれているのですが、なかなか文献にたどりつけず、現在調べています。

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日本酒と健康。(糖尿病 編)

 健康でありたいと思っていても、なかなか普段の節制は出来ないことが多いのですが、昨日の健康診断の問診票には「軽く汗をかく運動を一日に30分、週に2〜3日行ってますか?」との設問があり、私も実践したいと感じています。

 さて、お酒を飲まれる方でよくお聞きするのは、「糖尿病」についてです。

 実際の統計では、「糖尿病が強く疑われる人」の690万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の680万人を合わせると、全国に1,370万人いると推定されているようです。(平成9年の糖尿病実態調査、厚生労働省 Q&A 参照)

 当時の人口が、約1億26百万人ですので、統計によると日本人の 約11% と推定されます。

 ところで、「焼酎なら飲んでもよい」という方がいらっしゃいますが、「焼酎は飲んでも良いと誤解されている患者さんが多いようです。」とのことです。
 詳しくは、こちらの「焼酎なら飲んでもよろしいか?」をご覧ください。
初心者の為の糖尿病教室、岡嶋 泰 先生作成、勤務先 医療法人社団 恵心会 京都武田病院 参照)

 また、お酒の組合のホームページでは、「「糖尿病と日本酒には直接の関係はない」と言われましたが?」と題して取り上げています。

 なお、このページには、「お酒のカロリー 一覧表」がありますが、アルコール量が一定になっていませんので注意が必要かもしれません。

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日本酒と健康。

 弊社の健康診断が行われました。

 お酒を飲む方は、恐らく「γ-GTP」を気にされる方も多いと思いますが、私の場合、こちらの数値は最近?問題無かったのすが、今回は数日前に少し飲み過ぎたかもしれないので、少し高めかもしれないと思っています。

 さて、この「γ-GTP」ですが、「アルコール性肝障害」などで増加するようですが、漠然とした知識しかないので検索をしてみました。(検索結果「γ-GTP」

 グーグル検索のトップは、「γ-GTP-検査数値あれこれ-「ニュートンドクター」全国医療機関・病医院・歯科医院情報」です。

 数値的には、次のような判断のようです。
上記ホームページ参照。

 『γ-GTPの正常値は男性で50国際単位(IU)以下、女性で32国際単位以下です。γ-GTPの値が100以下であれば、節酒あるいは禁酒することですぐに正常値にもどります。γ-GTPは比較的アルコールに短期的に反応するので、飲酒を一週間もやめれば下がりだします。』

 健康診断の診断基準値では「 80 IU / L 」となっていたのですが、男性の場合、「50以下」が正常値で、お酒をまったく飲まない人でも、「胆道系の病気」などの場合、γ-GTPの値が高くなることがあります。」とのことです。

 清酒の組合のホームページでは、「健康診断で調べるγ-GTPは、どう理解すればいいのだろうか?」と題して取り上げています。

 日本酒は、健康に関するアピールが弱いため、「○○の方が、健康に良い」などというお話を聞くことがありますが、正しい知識で美味しく、楽しんで頂ければ幸いです。

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日本酒 で 長寿 !

 日本酒は、これまで "健康"との関係を積極的に、アピールしてこなかったために誤解されている感じがします。

 血液サラサラとか、ポリフェノールとか、何かとお酒と健康の話題はあるのですが、これまで日本酒はあまり登場していません。

 02それを払拭するように、最近では、日本酒造組合中央会では、イラスト付き冊子『日本酒ほろ酔い健康法』を作成して、ホームページでも紹介しています。
 この冊子は、医学博士 滝澤行雄 氏の監修によるもので、『Osakeテラピーで健康になる本』(発売 BABジャパン)の著者でもあります。

 また、同氏による "日本酒のチカラ" と題したブック形式の冊子も読むことができます。

 これらを拝見すると、心臓病、がん、糖尿病、認知症、骨粗しょう症を予防してくれる生体調整機能があり、血管の動脈硬化を予防し若さを維持する事などが確認され、また、健忘症やアレルギー、免疫疾患などに関しても、新しい展開をもたらしているようです。

 日本酒は、日本人が長寿であることに、これまで陰ながら貢献していたのかもしれません。

 ところで、"酒は百薬の長"とも言われますが、もちろんお酒ですので、飲み過ぎれば害があります。
 (社)アルコール健康医学協会 によれば、一般的な「適量」の目安は、1日に日本酒2合あるいはビール大瓶2本、ウイスキーダブル2杯程度だそうです。

 皆様が、いつまでもご健康で、末永くお酒をお楽しみ頂ければ幸いです。

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